
こういった疑問に答えます。
- AFFINGER6を使用する前に確認するべきこと
- 必要最低限なAFFINGER6の初期設定を解説
- 使用エディタとプラグインについて
- AFFINGER6の初期設定が終わったらすること
上記の記事内容でお伝えしていきます。
実際に使用しているからこそ、初期設定について熟知しているのでご安心ください。
それでは、解説していきます。
目次
AFFINGER6を使用する前に確認するべきこと
まず、AFFINGER6を使用する前に確認するべきことからお伝えします。
ズバリ、事前に確認するべきことは下記の2点です。
- WordPressのバージョンを確認する
- PHPのバージョンを確認する
1つずつ解説します。
WordPressのバージョンを確認する
AFFINGER6を使用する前に、WordPressのバージョンを確認しましょう。
WordPressにログイン後、左上にある「Wマーク」からバージョンを確認できます。

WordPressには、セキュリティやバグを修正するために定期アップデートがあります。
しかし、必ずしもWordPressを最新版にするべきではないのです。
理由としては、意図しない動作や不具合を防ぐためです。
AFFINGER側が正常性を確認できるまでは、WordPressのアップデートは控えるようにしましょう。
PHPのバージョンを確認する
WordPressのバージョンに加えて、PHPのバージョンも確認しましょう。
PHPのバージョンは、レンタルサーバーの管理画面から変更できます。

そもそもPHPとは、サーバーサイドのプログラミング言語です。
WordPressが動作する上で非常に重要な役割を果たしています。
古いバージョンになっている場合にはセキュリティの面からも注意が必要です。
必要最低限なAFFINGER6の初期設定を解説
ここまでの内容で、WordPressのバージョンとPHPのバージョンを確認しました。
次に、AFFINGER6を使用する上で必要最低限の初期設定について解説します。
- 初期値を設定
- サイト名とキャッチフレーズを設定
- タイムゾーンを「東京」に設定
- パーマリンクの設定と更新
1つずつ解説します。
初期値を設定
まず、WordPressの管理画面からログインして、「AFFINGER 管理」>「はじめに」>「save」をクリックしてください。
「save」をクリックすることで、AFFINGERにおける設定の初期値が設定されます。
今後AFFINGERをカスタマイズする上で、「表示がおかしくなった」「思い通りに動作しなくなった」という現象が発生したときに役立ちます。
もし不具合が発生したら、「AFFINGER 管理」>「リセット」>「全てリセットする」から、AFFINGERの設定を初期値の状態にリセットできます。
この初期値を保存していないと、リセットしたくてもリセットできず、AFFINGERを再インストールしなければなりません。
カスタマイズしてから後悔しないために、初期値を忘れずに設定しましょう。
サイト名とキャッチフレーズを設定
次に、「設定」>「一般」から、"サイトタイトル"と"キャッチフレーズ"を設定しましょう。
多くの人がサイト名については設定しているはずです。
しかし、キャッチフレーズの設定をしていない人も多いのではないでしょうか。
AFFINGERのデフォルト設定では、キャッチフレーズはトップページの<h1>タグとして設定されています。
h1タグに加えて、トップページのtitleタグにもなる重要なテキストです。
トップページのデフォルトtitle:「キャッチフレーズ - サイトのタイトル」
キャッチフレーズを設定しない場合には、「AFFINGER 管理」>「ヘッダー」>「TOPページのh1タグをサイト名に変更する」を有効化してください。
タイムゾーンを「東京」に設定
続いて、タイムゾーンを「東京」に設定してください。
タイムゾーンは、「設定」>「一般」>「タイムゾーン」から設定できます。
プルダウンの中から「東京」を探して選択するだけです。
プルダウンは地域ごとに分けられており、東京は"アジア"に振り分けされています。
不具合やバグを防ぐためにも、最初のうちから設定しましょう。
パーマリンクの設定と更新
最後に、パーマリンクを設定しましょう。
パーマリンクは、「設定」>「パーマリンク」から設定できます。
僕が運営するWordPressサイトのパーマリンクは「投稿名」を選んでいます。
そもそもパーマリンクとは、サイトのURL構造のことです。
「投稿名」を選ぶことで、記事のURLを分かりやすいものに設定できます。
SEOの観点からみても、意味のない数字や日付を羅列しているものよりも、記事の内容にマッチしたURLのほうが好ましいです。
AFFINGERの定期アップデート後には、パーマリンクを更新する必要があります。
特にAMPを使用している記事がある場合には注意が必要です。
なぜなら、パーマリンクを更新しなければAMPページが上手く表示されません。
使用するエディタに最適なプラグインをインストールする
旧AFFINGER5はクラシックエディタのみ対応していましたが、AFFINGER6になったことで、ブロックエディタに対応しました。
それによって、AFFINGERを使用するときには「ブロックエディタ」と「クラシックエディタ」の選択肢が発生します。
HTMLやCSSがよく分からない人は、ブロックエディタのほうが使いやすいです。
反対にHTMLやCSSを理解している人は、クラシックエディタのほうが使いやすい傾向にあります。
そして、使用するエディタによってインストールすべきプラグインは異なります。
それぞれのエディタでインストールすべきプラグインを紹介します。
ブロックエディタを使用する場合
ブロックエディタを使用を使用する場合、インストールすべきプラグインは2つあります。
- Gutenberg2
- Stackable – Page Builder Gutenberg Blocks
それぞれ簡単にご紹介します。
Gutenberg2
まず、AFFINGER公式の無料プラグインである「Gutenberg2」をインストールしましょう。
「購入者限定ページ一覧」>「AFFINGER6」>"ユーザー特典">"【ACTION対応】Gutenbergプラグイン2"からダウンロードできます。
ブロックエディタを使用するなら必須のプラグインです。
Gutenberg2をインストールすることで、オリジナルブロックの種類が増えます。
Stackable – Page Builder Gutenberg Blocks
Stackable(スタカブル)は、無料で使用できるGutenbergを拡張するプラグインです。
「プラグイン」>「新規追加」>"Stackable"と検索>Stackableを探して「今すぐインストール」をクリックしてください。
ブロックエディタを使用する上で、デザインの幅が広がるため、インストールを推奨します。
クラシックエディタ(旧エディタ)を使用する場合
クラシックエディタ(旧エディタ)を使用する場合、インストールすべきプラグインは2つあります。
- Classic Editor
- Advanced Editor Tools
それぞれ簡単にご紹介します。
Classic Editor
Classic Editorは、クラシックエディタを使用する上で必須のプラグインです。
Classic Editorをインストールしなければ、そもそもクラシックエディタを使用できません。
「プラグイン」>「新規追加」>"Classic Editor"と検索>Classic Editorを探して「今すぐインストール」をクリックしてください。
インストールするだけで設定する必要はありません。
Advanced Editor Tools
Advanced Editor Toolsは、無料で使用できるクラシックエディタを拡張するプラグインです。
「プラグイン」>「新規追加」>"Advanced Editor Tools"と検索>Advanced Editor Toolsを探して「今すぐインストール」をクリックしてください。
AFFINGERの機能を最大限使用するためにも、インストールを推奨します。
AFFINGER6の初期設定が終わったら何をすればいい?
さて、本記事ではAFFINGER6の初期設定をご紹介しました。
本記事の内容から初期設定を終わらせたら、本格的なカスタマイズ作業を進めましょう。
初期設定はAFFINGER6使用者の全員に共通する作業です。
しかし、本格的なカスタマイズ作業では"個性・独自性"を出して、読者が読みやすいWebサイトを作る必要があります。
「AFFINGER(アフィンガー)のカスタマイズ方法を解説!【トップページ・サイドバー・メニュー対応】」の記事で本格的なカスタマイズに役立つ情報をまとめています。
参考にしていただければ幸いです。
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AFFINGER(アフィンガー)のカスタマイズ方法を解説!【トップページ・サイドバー・メニュー対応】
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