
こんな人に向けた記事です。
カスタマイズしやすく、簡単にWebサイトを構築できるWordPress。
本記事ではWordPressを利用したブログの作り方から初期設定まで解説しています。
「速さと安さ」に優れているおすすめのレンタルサーバーについてもご紹介します。
時間が無い人は「こちら」をクリックして、具体的にブログを開設する方法からご覧ください。
画像を使いながら分かりやすくご説明しています。
確実に理解しながら開設作業を進めたい人は冒頭からじっくりと読んで作業を進めてください。
本記事は「アフィリエイトブログで0から10万稼ぐための始め方・やり方」の第三章の詳細内容です。
目次
そもそもブログを開設する方法は2通りある
そもそもブログを開設する方法は大きく分けて2通りあります。
- 無料ブログ作成サービス
- WordPress+レンタルサーバー
「無料ブログ作成サービス」でブログを作る方法と、「WordPress+レンタルサーバー」でブログを作る方法です。
それぞれを簡単にご説明します。
無料ブログ作成サービス
無料ブログ作成サービスとは、はてなブログやAmebaブログ、FC2ブログなどが代表的です。
無料ブログ作成サービスでブログを作る方法は非常に簡単で、メールアドレスさえあれば誰でも作ることが可能です。
趣味でブログを始めたい人やブログ仲間との交流に憧れている人であれば、無料ブログ作成サービスでブログを作るのをおすすめします。
WordPress+レンタルサーバー
一方で、WordPress+レンタルサーバーは、レンタルサーバーを自分で契約したり、独自ドメインを取得したりする必要があり、無料ブログ作成サービスと比較すると難易度は上がります。
しかし、独自性のあるブログを作りたい人やアフィリエイトで稼ぐことが目的の人であれば、WordPress+レンタルサーバーでブログを作ることを推奨します。
理由はいくつもあります。
WordPressのほうがカスタマイズ性が高かったり、独自ドメインでサイトを作れるので信頼性が高かったりするのです。
なお、アフィリエイトマーケティング協会の調査によれば、66.4%のアフィリエイターがWordPressを使用しています。
※アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2021年(PDF)
WordPressとは
WordPressとは、CMS(コンテンツ管理システム)の1つです。
Webページ上の42%はWordPressで構築されていると言われています。
以下は「WordPress公式サイト」の引用です。
ウェブの42% が WordPress で構築されています。
WordPressが世界中で使用されている理由は、「専門知識が無くてもサイトを簡単に作れるから」です。
HTML/CSSやPHPなどの知識がなくても、独自性の高いカスタマイズ性があり、企業からブロガーまでは幅広く使用しています。
レンタルサーバーとは
レンタルサーバーとは、サーバーを貸し出すサービスのことです。
WordPressや記事のデータを保存して、誰でも閲覧できるように公開するための役割があります。
レンタルサーバーではなく自前のサーバーを用意することも可能ですが、初心者にはハードルが高いため推奨しません。
以下のレンタルサーバーが日本では代表的です。
- さくらのレンタルサーバ
- エックスサーバー
- Conoha WING
WordPressとレンタルサーバーでブログを開設する上で必要なもの
それでは、WordPressとレンタルサーバーでブログを開設する上で必要なものをご紹介します。
レンタルサーバー:おすすめは「ConoHa WING」
WordPressとレンタルサーバーでブログを開設しますので、レンタルサーバーは当然ながら必須です。
レンタルサーバーにはさまざまな種類がありますが、最もおすすめは「ConoHa WING」です。
当ブログでもレンタルサーバーはConoHa WINGを使用しています。

僕がレンタルサーバーに求めていることは「速さと安さ」です。
速さと安さで国内トップクラスのレンタルサーバーがConoHa WINGなのです。
「国内最速」を掲げており、サーバー応答時間を短縮できます。
料金プランは下記の4つがあります。
料金プラン名 | 月額料金(12ヵ月契約) |
---|---|
ベーシック | 872円 |
スタンダード | 2,145円 |
プレミアム | 4,290円 |
リザーブ | 1,320円 |
複数サイトを運営しているので、僕は「リザーブ」を選んでいますが、初心者であればベーシックで全く問題ありません。
サーバーと一緒に「独自ドメイン」まで無料で取得できるので、非常にお得なレンタルサーバーです。
独自ドメイン
独自ドメインは、Webサイトがどこにあるのかを判別するための情報として使用されます。
当ブログは「takiblog.tokyo」というドメインでサイトを運営しています。
ConoHa WINGなどの一部レンタルサーバーは独自ドメインを無料で取得可能です。
レンタルサーバーに付属していない場合は、「お名前.com」のようなドメイン登録サービスで取得します。
ドメインによってSEOに有利不利が生じることはありませんので気軽に取得しましょう。
テーマ:おすすめは「Cocoon」「AFFINGER6」
WordPressを使用するなら、テーマも必要になります。
テーマには「無料テーマ」と「有料テーマ」の2種類が存在します。
無料テーマのおすすめは「Cocoon」です。
無料テーマでここまで優秀なテーマはありません。
有料テーマのおすすめは「AFFINGER6」です。
当ブログでも使用しており、多くのブロガーが使用しています。
趣味やお試しで始めるなら無料テーマのCocoonがおすすめですが、稼ぐことが目的であればAFFINGER6がおすすめです。
WordPressとレンタルサーバーでブログを開設する流れ
WordPressとレンタルサーバーでブログを開設する全手順をご説明する前に、開設までの簡単な流れをご紹介します。
全体的な流れを掴むことで、自信をもってブログ開設作業を進められます。
step.1
レンタルサーバーを契約する。
step.2
ドメインを取得する。
step.3
レンタルサーバーとドメインを紐づける。
step.4
レンタルサーバーにWordPressをインストールする。
step.5
WordPressの初期設定を行う。
上記はブログ開設までの簡単な流れです。
まずはレンタルサーバーを契約します。ConoHa WINGやエックスサーバーなど好みのレンタルサーバーを探しましょう。
料金プランを選んで支払い方法を入力することで、レンタルサーバーと契約可能です。
次に独自ドメインを取得します。独自ドメインが無料で付属されるレンタルサーバーを選んでいるなら、カンタンに取得・設定できます。
独自ドメインが無料で付属されない場合は、「お名前.com」のようなドメイン登録サービスを利用しましょう。
お名前.comで独自ドメインを取得したなら、レンタルサーバーとドメインを紐づけるために、ネームサーバーを指定するなどの設定が必要です。
レンタルサーバーとドメインを紐づけることに成功したら、レンタルサーバーにWordPressをインストールします。
ワンクリックでWordPressをインストールしてくれる機能があるConoHa WINGやエックスサーバーを選ぶと手間いらずです。
WordPressをインストールすると、サイトURLにアクセスしてみてください。
http://ドメイン名
「Hello World!」と書かれたサイトが表示されるはずです。
ここまで進めることができれば、後はWordPressの初期設定を行い、記事を投稿したりサイトをデザインしたり自由にカスタマイズできます。
WordPressとレンタルサーバーでブログを開設する全手順
それでは、WordPressとレンタルサーバーでブログを開設する全手順を分かりやすくご説明します。
今回はおすすめのレンタルサーバーである「ConoHa WING」を利用した開設方法です。
ConoHa WING以外のレンタルサーバーでも大まかな手順は変わりません。
10~15分くらいで開設できるので、サクッと進めていきましょう!
※画像出典:Conoha WING[WordPressかんたんセットアップでのお申し込み方法(新規でインストールする場合)]
1.ConoHa WINGに申し込む
まずはConoHa WINGのトップページに移動します。
「今すぐお申し込み」という緑色のボタンがあるのでクリックしてください。
初めてConoHa WINGを利用する人は「初めてご利用の方」の方にメールアドレスとパスワードを入力します。
レンタルサーバーの管理画面にログインするために使用するメールアドレスとパスワードになりますので、忘れないようにしておきましょう。
料金タイプ、契約期間、料金プランを選択する画面に遷移します。
料金タイプは「無料独自ドメインつき」と吹き出しのある「WINGパック」がお得でオススメです。
WINGパックは長期契約になる代わりに割引料金で利用でき、独自ドメインも無料で使用できるため、ブログを作る人には最適な料金タイプです。
また、長期契約すればするほど割引率が高くなり、お得になるという特徴があります。
そのため、契約期間は12~36ヵ月を選択するのがオススメです。
ココがポイント!
「お試しで3~6ヵ月だけ利用したい」という気持ちは分かりますが、ブログは短期間だけの運用では誰にも読まれることがありません。
なぜなら、運用歴が短すぎるWebサイトはGoogleからの信頼がなく、検索結果に表示されづらいからです。
初期ドメインは「.conohawing.com」が後ろに付いているドメインです。
独自ドメインを取得して利用するため、あまり深く悩まずにサクッと決めてしまいましょう。
自由に使用はできるドメインではありますが、余計な文字列が付いているため、公開サイトとして使用するのはオススメしません。

サーバー名はそのままでOKです。
複数のレンタルサーバーを利用していて、分かりやすく管理する場合のみ自分で命名することをオススメします。
2.「WordPressかんたんセットアップ」を行う
画面を下にスクロールすると、「WordPressかんたんセットアップ」という項目があります。
WordPressかんたんセットアップを利用すると、WordPressのWebサイトを簡単に作れます。
WordPressを使ったサイトを開設するために必要な設定を、サーバー申し込みと同時にすべて一括で自動設定してくれます。
WordPressかんたんセットアップの各種項目は以下を参考に入力してください。
セットアップ方法 | ・初めてWebサイトを開設する人=「新規インストール」 ・他社レンタルサーバーでWebサイトを既に開設している人=「他社サーバーからの移行」 |
独自ドメイン設定 | 1.好みのドメイン名を入力する。(※後から変更不可) 2.好みのドメイン種類を選ぶ。 |
サイト名 | ・好みのサイトタイトルを入力する。(※後から変更可能) |
WordPressユーザー名 | ・WordPressの管理画面へログインする際に使用するユーザー名を入力する。 |
WordPressパスワード | ・WordPressの管理画面へログインする際に使用するパスワードを入力する。 |
最下部には「WordPressテーマ」という項目があり、選択したWordPressテーマを自動でインストールしてくれます。
WordPressテーマを割引価格で購入できるので、気になる有料テーマがあればココで購入するのも手です。
個人的には「0円のCocoon」または「9,900円のSANGO」がおすすめです。

すべての項目を入力できたら、右側にある料金を確認して「次へ」をクリックします。
3.お客様情報を入力する
「次へ」をクリックすると、お客様情報を入力する画面に遷移します。
以下の入力項目があるので正しく入力してください。
- 種別
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 国
- 郵便番号
- 都道府県
- 市・区
- 町村
- 番号
- 建物名
- 電話番号
上記を入力後、「次へ」をクリックしてください。
4.電話/SMS認証で本人確認する
電話/SMS認証で本人確認する画面に遷移します。
認証方法は「SMS認証」でも「電話認証」でも構いません。
格安SIMなどを使用していて、SMS認証ができない場合には「電話認証」を選ぶのがいいでしょう。
5.支払い方法を選択して料金を支払う
電話/SMS認証が無事に終わったら、最後に支払い方法を選択して料金を支払います。
支払い方法は以下の2つです。
- クレジットカード
- ConoHaカード/デビュー割
クレジットカードを持っていない人は、「ConoHaカード」で支払えます。
ConoHaカードは、ConoHaショップやAmazonで購入できます。
購入したConoHaカードには「クーポンコード」が記載されているので、そのクーポンコードを入力して支払うことが可能です。
以上で、WordPressを使用したブログを開設する全手順が完了しました。
「想像よりも簡単だった!」という人が多いのではないでしょうか。
上記画像のとおり、データベースのパスワードについては後から確認できませんので、必ず控えておくようにしましょう。
ブログを開設したら、初期設定を行う
さて、ここまでの内容でWordPressを使用したブログを開設できました。
しかし、ブログは開設してからが重要です。
ここからは、開設したブログの初期設定についてご紹介します。
1.開設したサイトにアクセスする
まずは開設したサイトのURLにアクセスしましょう。
http://ドメイン名/
きちんとサイトが表示されることを確認します。
2.管理画面にログインする
きちんとサイトが表示されることを確認できたら、下記のURLにアクセスしてください。
http://ドメイン名/wp-admin/
URLにアクセスすると、WordPress管理画面にログインする画面が表示されます。
「WordPressかんたんセットアップ」で決めた「ユーザー名」「パスワード」を入力することで管理画面にログインできます。
3.サイト名とキャッチフレーズを決める
「設定」>「一般」>サイトのタイトル/キャッチフレーズからサイト名とキャッチフレーズを変更できます。
サイト名に関しては必ず入力が必要です。
しかし、キャッチフレーズに関しては入力推奨のWPテーマと入力しなくても良いのWPテーマが存在します。
「これだ!」と思ったサイト名やキャッチフレーズがあれば、Googleで検索してみるのがオススメです。
同名のサイト名やキャッチフレーズがある場合には避けるほうが賢明です。
しばらく更新されていないサイトであれば、被っても問題ないでしょう。
4.テーマをインストールする
「外観」>「テーマ」>「新規追加」からテーマをインストールできます。
テーマはWordPressの大きな特徴で、各テーマによってカスタマイズ性・デザイン性が大きく異なります。

テーマ選びで悩んでいる人は「おすすめのWordPressテーマ11選(有料7選 +無料4選)【最新版】」をご覧ください。
簡単にまとめを書いておくと、
です。
5.パーマリンクの形式を設定する
「設定」>「一般」>「パーマリンク」からパーマリンクの形式を設定しましょう。
パーマリンクとは、Webページごとに設定したURLのことです。
例えば、本記事URLの「https://takiblog.tokyo/how-to-start-wordpress/」では赤文字がパーマリンクです。
WordPressでは赤文字の部分をさまざまな形式(構造)に変更できます。
パーマリンクのおすすめ設定は下記画像のとおり。
Googleは最適なパーマリンクについて、Google「シンプルなサイト構造を維持する」にて以下のように述べています。
サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。
要点をまとめると、推奨しているURL構造は以下のとおり。
- シンプルでわかりやすいURL構造
- URL内のキーワードを区切り記号で区切る
- アンダースコアではなくハイフンを使用する
本記事のURLはGoogleの推奨するURL構造を守っていますので、ぜひ参考にしてください。
6.プラグインをインストールする
「プラグイン」>「新規追加」からプラグインをインストールしましょう。
プラグインをインストールする目的と例は以下のとおり。
目的 | 例 |
---|---|
カスタマイズ性を向上させるため | ・Contact Form 7 ・Advanced Editor Tools |
表示速度を高速化させるため | ・Autoptimize ・W3 Total Cache ・Async JavaScript |
セキュリティを強化するため | ・Google Authenticator |
サイト情報を効率よく伝えるため | ・XML Sitemaps |
これらのプラグインがあることで、プログラミング知識がなくてもWebサイトを最適化できます。
有料のプラグインも存在しますが、初心者のころは無料のプラグインで十分です。
7.アクセス解析ツールを導入する
どれだけの人が閲覧してくれたのかを解析するためにツールを導入しましょう。
アクセス解析ツールを導入することで、Webサイトの改善点を調べることができます。
おすすめのアクセス解析ツールは以下の2つです。
トラッキングコードをHTML内のheadにコピペするだけで解析を始められます。
CocoonやAFFINGER6であれば、テーマ設定からトラッキングコードを入力できるため、より簡単に設定可能です。
まとめ
本記事では、WordPressとレンタルサーバーでブログを開設する方法を分かりやすく解説しました。
以下、本記事のまとめです。
- ブログ開設に必要なものは、レンタルサーバー・独自ドメイン・テーマの3つ
- おすすめのレンタルサーバーは「ConoHa WING」
- 独自ドメインはレンタルサーバーに無料で付属していることが多い
- 稼ぐことが目的ならテーマは有料テーマを選ぶべき。おすすめは「AFFINGER6」
- 実際にブログ開設のために必要な時間は10~15分ほど
- ブログは開設してからが本番。まずは初期設定から行おう